てくてく日和

Fiction&NonFiction 20代男一人暮らしの趣味ブログ

テレビの無い住まい

ぼくは昔っからのテレビっ子。

 

朝起きてから学校へいくまで。学校から帰ってから寝るまでテレビを観ていた。しかしそんな生活は、テレビのない環境に置かれることで絶たれた。


ぼくは実家暮らしで社会人になった後、会社を辞めてもう一度学校へ行く事にした。その学校は別の県にあり、寮があったためそこでの生活を開始。その時はその学校にテレビがない事をしらなかった。

 

と言うより、世の中にテレビがない住まいがあるなんて想像もしていなかった。

 

テレビというのは不思議なもんで、観てしまう。ぼくの場合 面白い面白くないに関わらず、とりあえずテレビがついていて、半ば手持ち無沙汰を紛らわすように観ていたようにも感じる。

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さて、ぼくのテレビのない生活がどのようであったか。寮生活が始まった当初は、「今の時間、あの番組がやってるな〜」とか、「あの番組、今日のゲスト誰かな〜」なんて事が頭に思い浮かんでいたが、ひと月もすれば全くテレビのことは気にならなくなった。

 

寮生活の3年間は全くテレビを観なかったわけだが、その後、寮生活を終えて1人暮らしを始めても、テレビは持たなかった。その一つの理由はテレビには時間的拘束がある事が分かったから。

 

テレビというのは30分の番組や1時間の番組、2時間の映画など、見始めたら必然的に何時まで拘束されるかが決まる。しかも、その番組中はなかなか席を立てず、ちゃんと観るなら他ごともできない。

 

その寮生活中、

全く動画を見なかったのかというとそうでもなく、YouTubeなんかをかなり観ていた。それならほとんど同じではないかと言われてしまいそうだが、それが全く違う。YouTubeには時間的拘束が無いのだ。

 

それは自分の意思で再生とストップを押せるから。この違いは小さいようでかなり大きい。
例えば勉強をする必要がある時、テレビなら見始めたら最後まで見なければ気が済まないが、YouTubeなら、途中で止めて、また休みの時に途中から観るという事ができる。

 

そのおかげで、日常の中に拘束される時間がなくなったのだ。中には逆に好きな動画がいくらでも観られてしまうという点で、コントロールが効かなくなってしまう人もいるかもしれないが、あくまで、時間の拘束を避ける手段としての1つなので、その必要がない人の使い方は人それぞれで良いだろう。

 

日本のテレビ普及率というものを調べてみると、2人世帯以上の普及率は96%以上。1人暮らしは78%以上のようだ。世界的に見ても日本のテレビの普及率は高いようだ。

 

テレビを持たない上で強いて1点、少し面倒なのは、定期的にNHKが本当にテレビを持っていないか、調査に来ることぐらいだ。かなり高圧的に来られるので参ってしまうが、それも慣れる。ニュースもYouTubeで観れるし、スマホのアプリからでもチェックできるので、問題はない。

 

これは、

テレビを持つ持たないの良し悪しではなく、

そこに2つの暮らし方が有るという話。


ぼくが感じているのは、テレビが無いと、時間がゆっくり流れるように感じる。それは 例え一本動画を見終わって時計を見ても、進んだのはせいぜい10分15分程度。それが何本が続いても1時間に満たなかったりする。

 

その感覚は自由な時間が長く感じられ、個人的にはゆったりと時間を過ごす事ができるので、実は自分の性に合っているのかもしれない。

 

以上、

大した話では無いが、

ぼくの暮らしの一部でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

 

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