未来は話す言葉で変わる
知人との会話の中で、
人の身体は、食べ物で作られ、
人の心は、聞いた言葉で作られ、
人の未来は、話す言葉で作られる。
と言う言葉を教えてもらった。
なぜこの言葉が出たかと言うと、
ぼく自身 これまでの人生の中で自信と言うものを培うことができなかったと言う話から、変われるきっかけの一つとして、励まし教えてくれた。
こんな言葉を自分自身の中から生み出したかったと言う欲も覚えつつも、素直にこの言葉を受け入れる事にした。と言うのも深く納得できたから。
自分の言葉を変えると言うのは簡単なのか、難しいのかも その時は分からない。しかし、確実に生き方は変わるだろうと感じたのだ。
これは ぼくがやっていた ただの一人遊びであるが、テレビや動画を見ていて、ドラマの俳優さんが言った言葉や、面白い芸人さんが言った言葉を少し真似て言ってみると、一瞬自分ではないような不思議な気持ちになる。
これに近いものがあるのかもしれない。
自分の使わないような言葉を続けて使えば、気づけば自分自身の性格や人柄を変えれるのではないだろうか。
普段自分の口から出る事は
決してないような言葉。
悪い意味ではなく良い意味で。
言葉を変えると言うと、一見 漠然としているが、口癖を変えると言うと分かりやすい。たまに出る言葉の枝端を変えると言うよりは、自分自身に最も身近で多用する言葉だ。
例えば、
ひと言目 ふた言目には、
疲れた。とか、
面倒くさい。とか、
忙しい。とか。
他には、
でも。とか、
いやいや。とか、
どうせ。とか、
なにかとすぐに、
すみません。という人もいる。
なかなか自分の口癖に気づく事は難しいが、人との会話の中で話す自分の言葉に意識するとすぐ見つかる。そしてその都度 書き留めていく事をお勧めしたい。
そして出てきた口癖の中で消極的なものを無くし、前向きな言葉に言い換えるのだ。
ここでは例を挙げないので、各々考えてみてください。
でも とか、いや とか、否定から入るのではなく、たしかに!とか、そうかもしれない!と一度肯定してみてはいかがだろうか。
いつもすみませんとぺこぺこしている人は、謝る前に本当に謝るべき事なのか。謝る前に、自分の本心を伝える事を意識するのもいいかもしれない。すぐに謝る事は会話を放棄する事なのかもしれない。
そして最後に覚えるべきは、継続だ。
口癖というのは多用する言葉、慣れないうちは、使いたい言葉、前向きな発想をする癖をつけるために反復するほうが良いだろう。1日の始めに、自分の選んだ口癖を確認してから家を出る。そして1日を終えた時に、あの時前使っていた消極な口癖を使ってしまったと反省しつつ明日に向かう。
一つ注意喚起をすると、
言葉というのは、人から人に移りやすい。分かりやすい例として、子供の使う言葉のほとんどは親から受けるもの。馬鹿という言葉を使う親の子供は、馬鹿と言う。関わる人からとても影響される事。生きる環境が大切なのだ。また、その環境作りが難しければ、注意しながら生きれば良い。
ぼくの自信の無さは、消極的で下向きな言葉に全て出ていた。少々 逆説的ではあるが、言葉をかける事で自分の内側を変えてみようと思います。
自分の未来は、話す言葉で作られる。
以上。