人を強くする無感情
自分の感情を無にする方法を知っていますか?
感情を無にした経験はありますか?
ぼくは日常生活の中で、しばしば感情を無にする事があります。そしてそんな習慣がある中で、その無感情が自分を強くしていることに気付かされた。
人は感情的な生き物で、その感情があるからこそ人生が楽しくなる反面、その感情があるからこそ、不愉快な気持ちや、怒りや、憎しみや、自分にとって心地よくない感情も持つ事がある。
ぼくは子供と大人の違いは感情をコントロールできるかどうかだと考えている。感情的な大人を見ると、見かけは大人でも中身は子供だと思ってしまう。ぼくにとってこの基準は大きく、ぼくはこんな大人にだけはなりたくないと、切に願ってしまうが、、ここで感情的になっては元も子もないか。
ぼくが感情を無にする時は、楽しんだり喜んでいる時ではなく、その真逆。怒りや憎しみ、苛立ちや悲しみ、寂しさを感じる時だ。
こんな時ぼくは、深呼吸して何も考えないようにする。すると、10秒前の自分が嘘だったかのように、冷静な自分がそこにはいる。ぼくはこれが感情をコントロールすることだと考える。感情というのは時に見えるもの聞こえるものを制限し、自分の偏見でものを見たり、行動を起こしたりする。こんな大人をぼくはこれまでに何人も見てきた。そんな人間は後々、自分のした行動を冷静に考えて後悔し謝罪する。つまり彼らは感情的になったが故に失敗を犯しているのだ。
そうならないためのコントロール。
そのような感情が生まれたとき、深呼吸し思考をリセットする。そして、目の前にある問題を冷静に観察すると、また見え方が変わるもの。
強いという表現が適切かわからないが、自分の感情をコントロール出来るようになったというのは、また一歩本当の意味での大人に近づいたと思える。
少しオーバーな表現かもしれないが、力が物を言う戦国時代ではまかり通った感情的な行動も、現代社会で通用するかどうか。
世の中の偉人と呼ばれる人達の何割が感情的な人だっただろうか。これはぼく自身の偏見であるが、きっとそんな人は少なかったのではないかと想像する。いや、少ないと信じたい。
ぼくは感情を無にする。
嫌な感情を抱く時間が少なくなると言うのは、必然的に生きやすさへと繋がる。
最近アンガーマネージメントという言葉が流行っているが、今回の記事で書いた事はその中の一つだろう。ただ、怒りだけに限らず、悲しみや寂しさも自分の力で乗り越えられたら大したものだ。
むしろ後者に挙げた2つをコントロールする事こそ、人を強くするのかもしれない。
以上。
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