てくてく日和

Fiction&NonFiction 20代男一人暮らしの趣味ブログ

裏アカウントでトラウマ治療

今回の記事、かなり個人的な偏見が強く思われるかもしれませんが、一応メリットとデメリットを比較したつもりです。

 

トラウマを治療するためには、

カウンセリングを受けるという方法がある。

 

カウンセリングというのは、悩みを抱えるクライアントがカウンセラーに悩みを打ち明け、結果的に全てを聞いたカウンセラーが、クライアントに進むべき指針を与える事が目的となる。

 

カウンセリングの場で、クライアントが言葉で先生に伝えるのはある意味で一発勝負。よっぽどメモ書きを持っていかない限り、大概、帰路に着くと「あの話をし忘れた…」「あの言葉を使ったけど、自分の気持ちとは違った風に捉えられたかも…」などと後悔する人も多い。

 

もちろんクライアントには何度も同じ話をする自由はあるが、あえてそのような事をする人は少ないだろう。また、自分の気持ちを、初対面の人間に話すまでには、ある程度の信頼関係も必要なので、その点は相手の先生次第という面もあるのだ。

 

全ての気持ちを伝わったのか分からない。話しても、先生がしっかり聞いてくれてたのか分からない。この気持ちを共感してもらえる人は多いはず。

 

しかしSNSに書き込むのはどうだろうか。

文字に起こすと言うのは、100%の自分の気持ちを書く事が可能で、口で話すような、その場その場で言葉を選ぶのよりも、より確実に自分の気持ちを表す事ができる。

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そして、話したからには受容される必要がある。この需要をSNSでどのようにして得られるか。

 

それは♡の数だ。
信頼している、フォロワーさんからの共感。
もしかするといつもの呟きよりも♡の数は少ないかもしれない。なぜなら、センシティブな内容にあえて♡をつけないでいてくれる人いるから。

 

そこから得られる慰め。それは、ただ無機質なパソコンや、スマホのメモ機能に自分の気持ちを打ち込むのとでは、訳が違う。

 

実のところ、カウンセラーはあくまで中立的な存在で、先に書いたように、思っていたより反応が薄かったり、思っていた反応と違ったり、信頼関係ができていても、十分に満足できるやりとりができるのは難しい場合がある。もちろんこれは、素晴らしい先生が存在するからこその話。

 

先生の微妙な反応を見ているうちに、

話せるものも話せなくなる事もある。時に、失礼ながら、この人が本当にカウンセラーの資格を持っているのだろうかと疑問に思うほどに、愛のない先生も中にはいる。

 

そして最後のカウンセラーの役目は、

クライアントの話を十分に聞いた後に、正しい方向に進ませる事。クライアントのはっきりしつつも、どこか具体性に欠ける怒りや悲しみ。下向きな心。偏った感情から正しく物事を見れていない部分を、時に的確に、時にさりげなく方向修正をするのが最大の目的。

 

この点が、最も今回の記事で重要かと思うが、これは自らの言葉で文字に起こすと言う行為そのものが、力を発揮するのだ。

 

言葉に起こすと、これまで見ることのできなかった物事が、視覚的に見る事ができるようになる。それは、先生に話す為に箇条書きでメモを書くのとは本質が違う。

 

しかし、SNSには文字の制限があるものもある。が、この文字制限もプラスに捉える事ができる。

 

文字を打ち込むのは極めてパーソナルな環境。どれだけでも時間をかけ熟考しても良い。自分で言葉を選び、どんどんと具体的に書いていく中で、文字を精査し短くまとめる。自分の悩みの実態が明瞭になっていくのをぼくは感じた。

 

そして、是非納得していただきたいのだが、自らの力で、自分の怒りや悲しみを処理し、客観的に物事を捉える事で、人は進むべき道を自ら知る事ができると考える。

 

ここまでの内容を、多少強引に思われたかもしれないが、ぼくはそうは思わない。言葉で伝えるよりも、よっぽど有意義であり、これまでつながりを持ってきたフォロワーさん、なぜ裏アカウントかと言うと、恐らく、自分と同じ境遇の方々と繋がるための裏アカウントだから。

 

きっと、拒む人は少ないはず。

♡の数だけ慰めを得られるはず。

 

いかがだっただろうか、

もしかすると、共感し、同じ体験をする人は少ないかもしれないが、SNSは楽しい関わりでなく、寂しさを感じる人同士が慰めを受けられる場でもある。その貴重な場を十部に生かして勝ち取ることのできる自らの力は、決して無駄とはならないだろう。

 

カウンセリングによって、救われた人も多いはず。でもこんな形で乗り越える人間は一人じゃないはず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

 

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