てくてく日和

Fiction&NonFiction 20代男一人暮らしの趣味ブログ

コンビニ人間にぼくはなる

自由な生き方を知れず
日常にうろたえる1人の女性。しかし、


アルバイト中だけは、
コンビニという規律ある枠組みに
はめ込まれ、従う事で
自分の正しい立場を確信して
生きることができる。


そこに自分のIDを見出し、
自分の生き方を見つけている。


主人公の女性がもつ
淡白で直観的な感受性、
中心にある極端な合理主義、
微かな反社会的思考の一面によって、


他に例を見ない
特異な人格が表現されている。


まるで
新しい人間を観察しているようで、
毎度読み手の予想を裏切る
彼女の思考や反応に魅了される。

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ぼくが感じたのは、、

「仕事のON /OFF」というのは よく聞く話であるが、完全に別のキャラクターとなって仕事をする事もできるのかな、と。

 

世の中には、仕事が億劫という人も少なくない中、彼女は仕事に100%の生き甲斐を感じている。しかし、そこにいるのは、私生活とは全く異なる彼女の姿。

 

そもそも、

仕事の億劫さというのは、ただ切り替えができていないだけのように思えてくる。

 

それなら、

曖昧なON/OFFではなく、「仕事が大好きで、コミュニケーションを取るのが上手で、誰とでも気さくに喋れる好奇心旺盛」な別人物を自分の中に持っておくのも有りなのかもしれない。自分の中に別のキャラクターを作るのだ。

 

世間では「等身大」なんて言葉があって、背伸びをしない生き方が勧められているが、少し背伸びをする事で、もう一つレベルの高い視点が得られるかもしれない。

 

 

そして、

ぼくは試してみた。

仕事が得意で大好きな自分を。

 

 

結論から言うと、

最高に仕事がしやすくなった。

 

 

ぼくがやっているのは客商売。時たま、お客さんに声をかけるのも億劫で、まさにON/OFFを切り替えられず「今日は何もしないとこ〜」なんて日もあった。しかし自分の中で、「お客さんと話すのが好き!そのためセールストークに必要や知識増やす!多少 上司にペコペコしてても、愛想振りまいて人間関係も楽!そして最後に、自分は仕事ができる!」

 

ここまで来ると、中途半端な「ON/OFF」では歯が立たない。意気込んで仕事に臨むのだ。

 

モチベーションはかなり上がった。

 

 

 

おそらく、登場する女性とは異なるアプローチでは有るが、そこに仕事に生き甲斐を持って働く自分がいると言う点では同じ。

 

でも正直100%プラシーボのようにも感じるがそれでOK!少し本筋とはずれるが、「プラシーボの上手な使い方」を見つけてしまった。

 

 

この本を読んで、だいぶ派生して、

こんな事を考えました。

以上!

 

 

最後まで

読んでいただきありがとうございました!

 

毎日 19時に更新してますので、

また立ち寄ってください(^^)!