ぼくの家の話2。
昨日少しぼくの育った家の事を話した。
当時のことを思い起こし、あらゆる事件を1つ1つ記事にしていったら、それ専用のブログが出来上がるほど色々ある。
昨日は ぼくが犯してしまった たこ焼きパーティーの話をした。皆さん読んでどのような感想を持たれたのか正直すごく気になる。
どのお家にも、
それぞれ家庭の事情がありますよね。
ぼくの家にはこんな事情があった。
昨日書いたような事が起こる家だから、家族それぞれ、彼女を不安定にさせてしまうと言う失敗を重ね、この家での生き方を学んでいった。「この話をすると、この女性は不安定になる」とか、「この言葉は使っちゃいけない」とか、「これはしちゃいけない」とか、「こう言う時はこうすれば良い」とか。
ただ、ぼくは小学生2年生からの話、妹は3つ下で幼稚園の年長さん。同じ環境で育ったのだからすごい話だ。たぶん。父や兄は早々に学び、彼女の気を害する事も少なくなる。
しかし、ぼくと妹はまだ未熟すぎた。無邪気になんて生きていられない。そんな生き方は夢物語。
昨日書いた話。
「たこ焼きの生地いま入れない方がいいんじゃない?」で不安定になり爆発するのだから気をつけようがない。
とにかく我が家は地雷だらけ。気も休まらなければ、毎日神経すり減らす。
気づけば我が家の人間なら誰もが分かる暗黙の了解が生まれてくる。
これもまた挙げればキリがない。
まず一つは、
過度な一家団欒(その女性抜きで)はタブー。
彼女が自分の虐待を思い出し、自分の家に楽しい家族の会話がなかったと言う事で嫉妬し不安定になるから。
家族で楽しく会話はしてはいけないのだ。
おかしな話だ。話すなら小声で。
二つ、
学校での楽しい話をするのはタブー。
上記同様、自分の学生生活を思い出し不安定になるから。子供の持つトピックなんて学校の話しかない。でまそれがダメな事と言うのは早々に学んだ。
三つ、
ぼくの母親と親しくするのはタブー。
我が家の一員として加わった時から、ぼくの母親はその女性の母親となり、「自分の母親を取られた」と誤解され、不安定になるから。
あまりに酷。その女性よりもうんと子供であるぼくらに課せられたルール。
四つ、
兄弟間でのいたずらはタブー。
それを見た彼女が悪と見れば全て悪。そこには一切の言い訳は通用しない。冗談云々なんて通用しない。ここにも理不尽さが垣間見える。
五つ、六つ、
と書いていきたいけど長くなるので控えとく。
一番意識していた事しか思い出せないけど、とにかく気を張っていた。1度失敗し、彼女を不安定にさせればただじゃ終わらない。
自分のせいで彼女を不安定にさせ、連日母親が暴力を受ける事も耐え難かった。そしてボロボロになった母親には「ごめんなさい」としか言えない。当然、母は「いいよ」なんて言う言葉は返ってこない。
そして、ぼくによって彼女を不安定にさせた時には、彼女が治るまでの数日。ぼくは自分の責任の重さに苛まれ、肩身を狭くし申し訳なく家族の中で生きるのだ。
大きい声も出せない。ぼくが大きい声を出せば、部屋にこもる彼女に聞こえ、より不安定になってしまうから。
兄や妹はどんな心情であの家にいたのかな。聞いたこともないけど、それぞれが大きな心の傷を負った事に間違いはない。
とにかく。
彼女を不安定にさせないのであれば
何でもいい。
これまでのブログにも書いてきたけど、
ぼくが何気ない今の一人暮らしをとにかく幸せだって言うの分かるでしょ?
本当に幸せ。
数日このネタでブログ書いてみようかな。
人の家の事なんて興味ないかな。
それでもちょっと書いてみる。